株式とは?
株式とは簡単に説明すると、株式会社がお金を集めるために発行している証券のことです。
株主に与えられる権利
株主になると、様々な権利が与えられます。
すべての権利に共通しますが、権利の大きさは持っている株の数によって変わります。
株主とは?
株主とは、名前の通り株の主(あるじ)で株を買った人を株主と呼びます。
以下で株主の権利を3つ紹介します。
議決権
議決権とは、株を買った会社の経営に口出しできるようになる権利です。
剰余金分配請求権
剰余金分配請求権を簡単に説明すると、会社が得た利益の一部を貰える権利です。
残余財産分配請求権
残余財産分配請求権とは、株を買った会社が倒産した際に発動する権利です。
もし会社が倒産などで解散した場合、残った財産を貰うことができる権利となります。
単元株
単元株とは?
単元株とは、要するに株式を取引する際の単位です。
原則として、1単元は100株と統一されています。
→つまり、取引は100株からとなりますね。
単元未満では買えないの?
株の取引は100株からと説明しましたが、実は100株未満でも株を買うことはできます。
その方法が株式累積投資と株式ミニ投資です。
株式累積投資
株式累積投資とは、毎月決まった額を投資していく方法です。
この毎月積み立てて投資する方法をドルコスト平均法とも呼びます。
株式ミニ投資
株式ミニ投資とは、1単元以下で取引する方法です。
1単元の10分の1で取引(つまり10株から)できます。
株式を取引する場所
株式は会社で直接買うのではなく、証券会社という場所で取引されています。
要するにいろいろな手続きをしてくれる仲介会社のようなものですね。
証券取引所
証券取引所は以下の3つがあります。(それぞれの説明は省略)
- プライム市場
- スタンダード市場
- グロース市場
株を売ったり買ったりするには?
株式を実際に注文する際の方法についてです。
注文方法は指値注文と成行注文の2パターンあります。
注文方法①指値注文
指値注文とは、売りと買いの値段の希望価格を自分で設定する方法です。
→「この会社の株を1株〇〇円で買いたいんだけど」
オークションや競りに近いですかね?(1回見学してみたい)
注文方法②成行注文
成行注文とは、売り買いの値段を指定せずに任せる方法です。
→「値段はいくらでもいいからこの会社の株を買いたいです。」
指値注文と成行注文の優先度について
指値注文と成行注文の優先度についてです。
成行注文>指値注文となります。
まあ、値段を指定していない成行注文の優先度が高いのは当たり前ですよね。
指値注文が同じ株に同時に入った
早く注文した方が優先されます。
同じ株に売りの指値注文が複数入った
売りの希望の金額が一番低いものが優先されます。
同じ株に買いの指値注文が複数入った
買いの希望金額が一番高いものが優先されます。
決済はいつ?
株式は、売買が成立した日を入れて3営業日目に決済されます。
売買が成立した日を入れることに注意しましょう。