税額の計算　～税額控除～　FP3級

税額の求め方

このフェーズでは、課税所得金額に税率を掛けることで所得税額を求めます。

総合課税と分離課税とで計算方法が変わります。

計算方法として、課税総所得金額に超過累進税率を使用することで求めます。

課税総所得金額とは、総合課税の合計所得から所得控除を引いた額のことです。

分離課税の場合、さらに4種類に分類されます。

税率は39.63％となります。

→所得税30％・復興特別所得税0.63％・住民税9％の計39.63％

税率は20.315％となります。

総合課税とやり方が同じです。

税率は20.315％となります。

税額控除とは、　で求めた税額から税額控除額を差し引いた後に申告納税額を計算する段階のことです。

税額控除には、配当控除や住宅借入金等特別控除があります。

配当控除とは、配当所得で総合課税を選択した場合に適用される控除のことです。

※確定申告が必要となります。

そのため、申告分離課税を選択した場合などは控除は受けられません。

↓配当所得の詳しい説明はこちらから！↓

控除額は配当所得の10％となります。

※所得が1000万円以上の場合、超過部分の5％となります

→超過部分の5％という点に注意

住宅借入金等特別控除とは、住宅ローンの控除です。

住宅ローンによって住宅を購入したり増築をしたりした際に適用される控除となります。

対象となる人

　※床面積が40㎡以上50㎡以下の場合、所得の合計が1000万円以下となる

住宅の条件

　※40㎡以上でも1000万円以下なら可能

借入金について