金融市場のあれこれ　FP3級

金融市場とは？

金融市場とは、お金を貸したり借りたりしている場所のことを呼んでいます。

期間などによって分類されます。

取引の期間が1年未満の短期だと、短期金融市場と呼ばれます。

短期金融市場の中で、金融機関しか参加できない市場のことをインターバンク市場と呼びます。

手形市場やコール市場などがありますが、そこまで細かくはテストに出ないでしょう。

短期金融市場の中で、一般の企業も参加できる市場のことをオープン市場と呼びます。

一般企業にもオープンしているからオープン市場って名前なのね。

取引の期間が1年以上の長期の場合、長期金融市場と呼ばれます。

長期金融市場には、債券市場や株式市場等の証券市場があります。

日本銀行は物価の安定のために、様々な政策を行っています。

まず、預金準備率とは金融機関が日本銀行に預金を預ける際の割合を呼びます。

→金融機関が日本銀行に一定の預金を預けるのは義務です。

預金準備率操作とは、預金準備率を上げたり下げたりして金融市場のお金の量を調整することです。

引き上げは、資金需要を抑えるのが目的で、景気が良い（上昇）時に行われます。

引き上げは、景気の悪化を防ぐのが目的で、景気が悪い（後退）時に行われます。

公開市場操作とは、手形や国債の売買をして資金量を調整することです。

この操作は、短期金融市場（インターバンク市場）で行われています。

この操作には、売りオペレーションと買いオペレーションがあります。

売りオペレーションとは、日本の景気が良い（上昇）時に行うもので、資金の需要を抑えるために行っています。

売りオペレーションの流れ

買いオペレーションとは、日本の景気が悪い（後退）時に行うものです。

売りオペレーションとは逆に、市場に出回っている債権などを日本銀行が買います。

買いオペレーションの流れ

財政とは、国や地方公共団体が行う経済活動のことです。

財政政策とは、国や地方公共団体が行う政策のことです。

具体的に、減税や道路の整備などの公共投資等様々あります。